8月26日(土) 術後1日目
もらってた入院予定表だと「がんばって立ち上がり歩く」が今日の目標です。さてどうなったか?!
ほぼ眠れない長い夜がやっと明け、目覚めの時間。と言っても、どこかの部屋にひとりいて、先生・看護師さんが30分おきにやってくる状況は変わらず、今日も長〜い1日の始まりです。
朝
血圧は90/50くらい。80台を抜けたことをたくさんの看護師さんが喜んでくれました〜!
そして今いるのが「陣痛室」だと判明!
婦人科で入院した人が絶対入らへん部屋やん・・・(笑)(ICUと悩んだ結果、こちらになったとかなんとか)
母が来てワタシの顔色見てホッとしてます。
心配かけてごめんねー、と言いたいけど、喋るのもだるく、頷くだけのワタシ。いつものマシンガントークができない・・・
喉がカラカラ、口の中ベトベト・・・ 看護師さんが寝たままうがいをさせてくれて、そのちょっとした水分が天国・・・!
痛みを10段階で聞かれるけど、まーったく痛くなく0でした。ヒゲモジャ先生の痛みコントロールは抜群のようです。
ワタシにつながれてるのは、
- 尿管
- 酸素マスク
- ドレーン(術後の体内にでる液を抜くためのもの)2本
- 硬膜外麻酔(手術前に背中にズンっと入れた管。液の入ったポンプとつながってて、自動的に痛み止めがでるけど、スイッチ押して出すこともできる)
- 心電図の機械
- 指で酸素濃度を測る機械
- 点滴複数
ドレーンからでる液は真っ赤で、最初見たときの衝撃のスゴさ!
手術した内臓の傷とかから組織液とかが出て、最初は赤いけど落ち着いてくるから大丈夫らしいです。
定期的に量を確認して、体内に問題がないかをチェックしてくれてます。
こんな管がそのまま体の中に入ってるって、いったいどうなってるのやら。抜かれるときがオソロシヤ。
昼
スマホで時間つぶしをしようとしても、5分も見ると酔った感じになってしまいます。
術後よくあると聞く頭痛や吐き気は全然ないけれど、ずーっと頭がぼーっとしてる感じが続いてて、何もする気になれません。
お腹すいた・・・喉乾いた・・・うとうと・・・
朝の採血の結果、貧血の数値と炎症の数値が悪いってことで、1本輸血が入ることに!
真っ赤なパックがセットされます。
輸血は危険を伴うので先生・看護師さんがしばらくつきそわないといけないらしい。
そういえば手術前に同意書も書いたし、輸血ってやっぱりオオゴトなのね。
術後は癒着とかを防ぐためにすぐ歩いたほうがいい、って知識だけはあります。
でも寝たきり・・・。
看護師さんの勧めで、腰を動かしたり、少し寝返り打ってみたり(これが痛い!)、足バタバタしたり、できる限りのことをしてみます。
腰だけモゾモゾーってしてる怪しい姿だったに違いない。
夜
夕方ごろ、ちょっとなら水飲んでOKが!
一口目がめっちゃくちゃおいしい〜〜!!渇きに勝るものはない!
このとき電動ベッドで頭を少し上げてみると寝てるのにフラフラ〜。不思議なものです。
20時ごろ、明日は立つと思うから、ってことで、事前練習でベッドに腰掛けて足下ろすことにチャレンジ。
まずは電動ベッドの頭を少し上げ10分待機、これを数回繰り返して、ベッドの上に座った状態にします。そのあと、ゆっくりゆっくり動いて、ベッドのふちに足を下ろすまでもっていきます。
痛い!くらくらする!痛い!くらくらする!
この繰り返しを10分ほどがんばり、やっと足を下ろすことに成功しました。
そしたら動いてないのに頭がフラフラに…なんでー?
看護師さんによると、足を下ろすことで血液の循環が活発になり、血の巡りがよくなるからフラフラするそう。
そして1日寝てるだけで3%も筋力が落ちるからちょっとした動きも大変に感じるんだとか。
仕事忙しいときとか、1日中寝てたいーって思うけど、現実やったら大変なんだな・・・。
明日は歩けて管も取れて元の部屋に戻れるといいね、と話しながら、また浅い眠りにつきました。
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