先日書いた子宮筋腫のおすすめ専門書の次は、おすすめエッセイマンガの紹介です。
専門書では病気の知識が手に入るけど、エッセイマンガは作者さんの体験をベースに、子宮筋腫の症状のつらさ、悩んで治療法を選択した様子がリアルに描かれています。
筋腫のことがわかるとともに、悩んでるのは自分だけじゃないと、少しだけモヤモヤが晴れる気がするのでおすすめです!
子宮がヤバイことになりました。 筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記
作者のあらた真琴さんの、子宮筋腫エッセイマンガです。
内容
すごく生理が重かったけど、見てみぬふりをして数年。下っ腹にしこりを感じるようになったけど、見てみぬふりをして数年。
いとこが子宮筋腫の手術をしたのをきっかけに婦人科に行くと、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫のコラボと診断されます。
(わたしもお腹開けてみたら、このコラボでした)
そこから手術までの日々や、入院中の様子がマンガで綴られます。
入院中の様子を読むと、自分の入院中のことがよみがえってきます。
1日中点滴してたなーとか、痛いのに歩かされたなーとか。
入院中の様子がすごくリアルなマンガなので、手術の前の予習として読むのがおススメです。
子宮、応答せよ。
このブログでも何回か紹介している「子宮、応答せよ。」です。
以前はうちにあり、何度も何度も繰り返し読んだのですが、引っ越しで行方不明になったのか見つからず。
近所の図書館の蔵書にあったので、久しぶりに読んでみました。
作者の得能史子さんの、子宮筋腫発覚から子宮全摘出までが描かれています。
内容
得能さんは生理がすごく重かったそうで、「月の半分は生理」「夜用ナプキンが30分持たない」「ひどい貧血」という状態が学生時代からずっと続いていたけど、子宮筋腫があるとわかったのは40歳のとき。
- 筋腫による整理のつらさ
- 納得いく治療をしてくれる医者に出会うまでの苦労
- 子宮全摘出を選択するまでの葛藤
- 手術体験記
がかわいいイラストと一緒に描かれています。
わたしは1回目の時は経血は多いほうだったと思うのですが(夜用ナプキン持たない、レバー状のものがどっさり出る)、得能さんと比べると全然・・・です。
生理のことって友達にも具体的には聞けないので、体験者の方がリアルに語ってくれると、自分の症状と比較できるのでありがたい。
筋腫をどう治療するか悩むポイントは同じで、悩んでるのは自分だけじゃないってわかるだけでも心が軽くなりますね。
ちなみに得能さんのご主人はニュージーランド人のペリーさん。この漫画にも出てきます。得能さんと一緒に悩んで、支えているところがステキ!
専門書と一緒にエッセイマンガも読んで、多方面から情報収集していくことをお勧めします。
少しでも皆様のお役に立ちますように!
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