7月22日(土)
今日は造影剤を使ってのCTスキャン検査の日。
そう、ポイントは造影剤。
まつエク先生の説明によると、造影剤を使うことで画像にコントラストがつき、子宮の周りの臓器に肉腫が広がってないかを確認できるらしい。
すごいものだけど副作用もあるので、使えない人もいる。前回の診察でアレルギーや喘息がないことを確認して、同意書にサインしました。
検査着に着替えて検査室へ。部屋の中にはドーンとCTスキャン機が鎮座してます。
台に乗ったワタシを看護師さん、技師さんの2人で色々セッティング。
数枚撮影したとこで、おじさん先生登場。造影剤の注射はお医者さんにしかできないんだとか。
「造影剤やったことありますか?」
「たぶん初めてです・・・」
「喘息はないですね?」
「はい、今はないです」
「・・・え? ・・・ 今は??」
おじさん先生、看護師さん、技師さんの動きが止まり、部屋の空気が凍った音が聞こえます。
「あ、あの・・・」
「もしかして以前に喘息でしたか? 小児喘息とか」
「ソウデス・・・」
「同意書にサインしましたよね? 担当の先生にそのこと言ってます?」
「言ってないかもしれないです・・・すみません・・・」
「造影剤使っていいか判断できないので、担当の先生に確認してきますね」
「ほんとうにすみません・・・」
おじさん先生が確認してくれてる間に、看護師さんが優しく説明してくれます。
「80歳のおじいさんでもね、小児喘息だった人は造影剤で副作用がでることがあるの。すごく低い確率なんだけどね。だから一度でも喘息にかかった人は造影剤できない事が多いのよ」
まつエク先生への確認が終わり、造影剤なしでの撮影だけすることになりました。
前回、怒涛の流れで手術や造影剤の説明を聞き同意書にサインしてました。
喘息のこと聞かれたけど、小児喘息だったことまで頭が回らなかった。
でも、そういう小さいミスが取り返しのつかないことになることもある。
副作用リスクは小さいとはいえ、事前の問診で気づいてもらえて本当によかった。
病院や薬局で昔に比べて名前や症状の確認をすごくされるようになったけど(だからたまにめんどくさいと思っちゃうけど)、こうやってミスを防いでるんですね、本当にありがとう!!
慌ててるとき、混乱してるときこそ、落ち着くことが大事ですね。
本日の診療費:2520円
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